IEのシェアが60%台突入へ

mtbtaizo2008-12-02

IEのシェアが70%を切り、60%代に突入したそうだ。逆にFirefoxはシェア20台を獲得。


IE使用率、不動の95%(2004/01)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0401/20/news003.html

IEのシェア、ついに90%台を割り込む(2004/11)
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20076...

IEの世界シェアが80%割れ、Firefox14%(2007/01)
http://sourceforge.jp/magazine/07/01/15/0334223

Firefoxがシェア20%で声明発表、IEは60%台へシェア下落(2008/12)
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/12/01/039/index.html


IEのシェアは、2002年以降95%以上のシェアをキープしていたけど、2004年にFirefoxがリリースされると、90%代を切り80%へ、2007年に70%代へ、そして遂に、60%代に突入と、追い込まれている。

Wikiページに公開されているデータを元にグラフ化してみた。右上にある図ね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Usage_share_of_web_browsers


時代の変遷がよく分かる。IEの奪われたシェアの大半は、やはりFirefoxに取り込まれている。Safariも結構がんばってる。
余談だが、このグラフ見て思った。Operaって市場に長くいるけど、シェアという意味では成長が見えない。より多くのプレーヤーがいる方が多様性が保たれるという意味あるけど、Operaの存在意義って。。。


現在、W3Counterで見れるOSのシェアは、約92%がWindows系、残りがLinuxMac。今後もPCエリアでは、Windowsのシェアがブラウザのように落ちていくことは想像できない。
http://www.w3counter.com/globalstats.php


しかし、インターネットにアクセスする端末のOSシェアとすれば、今後、どうなるか分からない。私がデータを見つけていないだけで、既にそういうデータはあるのかも。あったら教えてくらさい。


Gartner調べでは、PCは現在10億台あると言われる。スマートフォン市場全体のデータは見つけれなかったが、Symbianが2007年1Qで累積出荷台数が1億3000万台と発表している。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/24/news019.html
これまたGartner調べでは、2008年2Q出荷のスマートフォン市場のOSシェアは,1位がSymbian(57.1%),2位がResearch In Motion(17.4%),3位がMicrosoft Windows Mobile(12.0%),4位がLinux(7.3%),5位がMac OS X(2.8%),6位がPalm OS(2.3%)となっている。
http://www.semiconductorjapan.net/newsflash/appli/080909_01.html
多少、強引だが、これらの値から逆算すると2億台がスマートフォンとして世に出ていることになる。PCと合わせて考えたとき、16%がスマートフォンになり、無視できない数字だ。


今後、PC、スマートフォンを含めたOSシェアはどうなるのか。Windowsなのか、Andoroid(Linux勢)?iPhone(Mac)?Symbian
1つ言えるのは、2004年までIEのシェアが95%を下ることはなかった時代、だれも、Firefoxのシェアが20%を越えるなんて誰も想像できなかった。フリーでインストールできるブラウザと同じとはいかないだろうが、僕はオープンなLinuxベースのandoroidに期待したい。