今月もWindows用の脆弱性に対するパッチが提供されている。
Microsoft Publisherを利用しているユーザは、最も危険度の高い、緊急の脆弱性に対するパッチが公開されているので、即パッチ充てるべし。
悪用されると、メモリ破壊で任意のコードが実行されてしまうとか。
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/09/13/380.html


以下は、今回の脆弱性とは関係ない内容ですが、パッチを充てようとMicrosoft Updateにアクセスした際に、次のような状況に陥っている方はいるだろうか?まさに今回、私がそうなったので対処方法を書いておく。


Microsoft Update画面にアクセス後、「高速」または「カスタム」ボタンを押下した際に、
「このコンピュータに該当する最新の更新プログラムを確認しています...」
のメッセージが表示された後、更新のスキャンが繰り返し実行され、更新できない。

これは、過去の履歴を記録するファイルが壊れるために発生しているそうです。Microsoftのサポセンに問い合わせを行い、回答を得られた方により、その方法を公開してくれています。

以下のサイトからの引用です。
http://elementary.matrix.jp/diary/?date=20050721#p01

このコンピュータに該当する最新の更新プログラムを確認しています...のまま、処理の進行を示すプログレスバーが永遠に回り続ける問題は、履歴のファイルが破損しているために起きることがあるそうです。

したがって、解決策は履歴ファイルを更新ソフトが参照できなくすること。Windows Updateサイトの左ペインにある「更新履歴の表示」は動作しなくなってしまいますが、アップデートは正常に行われるようになります。マイコンピュータを右クリックして管理を選び、左ペインのサービスとアプリケーション→サービスの、Automatic Updates をサービスの停止してから、(あるいはセーフモードで起動した状態で、) C:\WINDOWS\SoftwareDistributionをSoftwareDistribution2などにリネームすることで解決します。

上記対処を終えた後、Microsoft Updateにアクセスすると、更新が必要なソフトウェアの一覧が正しく表示され、無事アップデートできました。過去の更新履歴はなくなってしまいましたが、解決です。めでたし、めでたし。

参考にさせて頂いたサイトでは、追記として、更新履歴を残せる方法も紹介されておりましたが、試しましたが症状は変わらず、駄目でした。
そっちはMicrosoftサポセンじゃなく2chから得た回答だそうなんで。