MacBookにMacPortsをインストール

MacPortsは、パッケージ管理システムです。BSDportsみたいなもんらしいです。
Linuxで言うところのyum,apt的なもののよう。


私のMacBookにも入れなくては。
ちなみに私の環境は、10.5.2です。OSのバージョンはsw_versコマンドで確認できます。
バージョンが異なると手順も異なるかもしれませんので、ご注意。

$sw_vers
ProductName: Mac OS X
ProductVersion: 10.5.2
BuildVersion: 9C7010


手順はこちらのサイトを参考にさせてもらいました。
というかそのままですけど。
ありがとうございます。
http://d.hatena.ne.jp/hakobe932/20061208/1165646618



まずは、開発ツールのXcodeをインストールしなければならないらしい。
Xcodeのインストールは、付属のインストールCDから入れるのがベターなようだ。
付属のInstall Disk 2に入っている。
CDを入れてマウントが完了すれば、
デスクトップに、Mac OS X Install Disc 2というCDメディアのアイコンができているだろう。
そのアイコンをダブルクリックする、その中にXcode Toolsフォルダがある。
そのXcode Toolsフォルダの中には、XcodeTools.mpkgというファイルが見つかるだろう。


これをダブルクリックすれば、インストーラが起動する。
後はガイダンスに従い、インストールを完了させよう。


お次は、主役のMacPortsのインストールだ。
MacPortsは、MacOSForegeというMac OS Xオープンソースパッケージを提供しているサイトからバイナリを入手できる。
ありがたい。
http://svn.macosforge.org/repository/macports/downloads/


私がインストールした時点での最新版は、1.6.0だった。
ここではLeopard(10.5.X)用をダウンロードする。
MacPorts-1.6.0-10.5-Leopard.dmg


ダウンロードフォルダから、ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックすればpkgファイルが展開される。*1
dmgファイルを展開してできたフォルダにMacPorts-1.6.0.pkgがあるので、それをダブルクリックすればインストーラーが起動する。
ガイダンスに従って進めば、インストールは完了する。


これでMacPortsのインストールは完了。
/opt/local/bin/port と打てばMacPortsが実行できるようになっている。


後は、パスをMacPorts用にパスを通しておいた方がよいようなので、
まずは、.bashrcと.bash_profileを作成しよう。*2

$touch ~/.bashrc
$touch ~/.bash_profile


.bashrcファイルには以下の2行を追加する。

export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH


.bash_profileには次の1行を加える。

source .bashrc


次回、ターミナル起動時からは必要ないけど、今は.bashrcを読んでおこう。

$source ~/.bashrc


これで完了!!以下のように実行すれば、インストール済みパッケージの一覧が表示されることでしょう。

$port --list

*1:余談だが、dmgが謎。
pkgファイルは、rpmやdpkgのように期待する通りにインストールできるパッケージ形式のよう。
でも、このdmgという配布形式は、/Volumes配下にディスクとしてマウントされて中身が展開される。
MacFireFoxもこのdmgで配布されているのだが、毎回、マウントして起動させなければならず、非常に面倒。
どうすればpkg形式のようにインストールできるんだろう???

*2:.bashrcと.bash_profileの使い分けは↓で勉強しよう。
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/theory09/theory09b.html